右上腹部の違和感・張り感

右上腹部の違和感・張り感

右上腹部に違和感がある方へ

右上腹部に違和感がある方へ

「右のお腹のあたりが重い」「右上腹部に違和感がある」といった症状は、肝臓や胆のうなど、右上腹部にある臓器の不調を示している可能性があります。

肝臓は右上腹部に位置する大きな臓器です。肝臓自体には痛みを感じる神経が少ないため、病気があっても痛みとしては感じにくいですが、肝臓が腫れたり周囲の組織に影響が及んだりすると、違和感や張り感として症状が現れることがあります。

吹田市山田の山田駅前もりした内科クリニックでは、血液検査とエコー検査で肝臓や胆のうの状態を詳しく評価し、原因に応じた治療や経過観察を行います。

こんな症状はありませんか?

  • 右上腹部に重い感じや違和感がある
  • 右の肋骨の下あたりが張る
  • 右上腹部を押すと違和感がある
  • 食後に右上腹部が重くなる
  • 右肩や背中に痛みや違和感がある
  • 倦怠感や食欲不振も感じる など

これらの症状が続く場合は、肝臓や胆のうの病気が原因となっている可能性があります。

肝臓との関係

肝臓は右上腹部、右の肋骨の下に位置しています。正常な状態では肋骨に隠れていますが、炎症や腫瘍などで肝臓が腫れると、肝臓を包む膜(グリソン鞘)が引き伸ばされて違和感や鈍い痛みを感じることがあります。

また、肝硬変が進行すると肝臓が硬く変形し、周囲の臓器を圧迫することで張り感を感じることもあります。肝臓がんができた場合も、腫瘍の大きさや位置によっては右上腹部の違和感として現れることがあります。

考えられる肝臓の病気

右上腹部の違和感や張り感を引き起こす可能性のある肝臓の病気には、以下のようなものがあります。

慢性肝炎

肝臓の炎症が長期間続く病気です。肝臓が腫れることで、右上腹部に鈍い違和感を覚えることがあります。

急性肝炎

肝臓に急激な炎症が起こる病気です。肝臓が腫れて、右上腹部の違和感や圧迫感が生じることがあります。倦怠感や発熱、黄疸などを伴うことがあります。

脂肪肝・MASLD/MASH

肝臓に脂肪がたまった状態です。脂肪肝により肝臓が腫大すると、右上腹部に張り感や違和感を覚えることがあります。

肝硬変

慢性肝疾患が進行し、肝臓が硬くなった状態です。肝臓の形態変化や腹水の貯留により、腹部の違和感や張り感が現れることがあります。

肝臓がん

肝臓がんが大きくなると、右上腹部に違和感やしこり、圧迫感を感じることがあります。

肝嚢胞・肝血管腫

肝臓にできる良性の病変です。通常は症状がありませんが、大きくなると右上腹部の違和感や圧迫感が生じることがあります。

その他の原因

右上腹部の違和感や痛みは、胆のうの病気(胆石症、胆のう炎など)でもよく見られます。胃や十二指腸の病気、肋間神経痛なども原因となることがあります。まずは検査で原因を調べることが大切です。

こんな場合は早めに受診を

  • 右上腹部の違和感に加えて、皮膚や白目が黄色くなった(黄疸)
  • 発熱を伴う
  • 痛みが強くなっている
  • 吐き気がある
  • お腹が張る、足がむくむ
  • 健康診断で肝機能異常を指摘されている など

これらの症状は、肝臓や胆のうの病気が進行しているサインである可能性があります。

当院での検査

当院では、右上腹部の違和感の原因を調べるために以下の検査を行っています。

血液検査

AST・ALT・γ-GTP・ALP・ビリルビンなどの肝機能や胆道系の数値を確認します。炎症の有無もチェックします。

エコー検査

腹部エコー検査で肝臓や胆のうの状態を観察します。肝臓の腫大、脂肪肝、腫瘍、胆石の有無などを確認できます。