急性肝炎とは?

急性肝炎とは、肝臓に急激な炎症が起こる病気です。ウイルス感染や薬剤、アルコールなどが原因となり、短期間で発症します。
慢性肝炎とは異なり、発熱や倦怠感、黄疸など比較的はっきりした症状が現れることがあります。多くの場合は適切な治療と安静により回復しますが、一部は重症化したり、慢性肝炎へと移行したりすることもあるため、早めの受診と正確な診断が大切です。
吹田市山田の山田駅前もりした内科クリニックでは、血液検査やエコー検査により、肝炎の重症度と原因を迅速に評価いたします。軽症の場合は当院での治療・経過観察が可能です。入院が必要な場合は、連携する基幹病院・専門医療機関へスムーズにご紹介します。
こんな症状はありませんか?
- 急に体がだるくなった、疲れがとれない
- 発熱が続いている
- 食欲がない、吐き気がする
- 皮膚や白目が黄色くなった(黄疸)
- 尿の色が濃くなった
- 右上腹部に違和感や痛みがある
など
これらの症状に心当たりがある方は、お早めにご相談ください。
急性肝炎の原因
急性肝炎の原因は様々です。原因を特定することが、適切な治療につながります。
ウイルス性肝炎
A型肝炎やE型肝炎は、汚染された食べ物や水を介して感染し、急性肝炎を引き起こします。これらは慢性化せず、多くは自然に回復します。
C型肝炎やB型肝炎も急性発症することがあります。B型肝炎は一部が慢性化し、C型肝炎は高い確率で慢性肝炎へ移行するため、早期の診断が重要です。
薬物性肝障害
薬やサプリメントが原因で肝臓に炎症が起こることがあります。処方薬だけでなく、市販薬や健康食品でも発症する可能性があります。原因となる薬剤の中止が治療の基本です。
アルコール性肝炎
大量の飲酒により、急性アルコール性肝炎を発症することがあります。重症化すると命に関わることもあるため、禁酒と適切な治療が必要です。
自己免疫性肝炎
免疫の異常により肝臓が攻撃される病気で、急性発症することがあります。
急性肝炎を放置すると?
劇症肝炎への進行
まれに急性肝炎が重症化し、劇症肝炎となることがあります。劇症肝炎は肝臓の機能が急激に低下する危険な状態で、意識障害などが現れ、緊急の治療が必要になります。
慢性肝炎への移行
C型肝炎やB型肝炎による急性肝炎は、一部が慢性化します。特にC型肝炎は高い確率で慢性肝炎へ移行するため、ウイルス検査による原因の特定が重要です。慢性化すると、将来的に肝硬変や肝臓がんへ進行するリスクがあります。
検査と診断
血液検査
AST・ALTなどの肝機能の数値を確認します。急性肝炎では、これらの数値が急激に上昇することが特徴です。また、ウイルス検査により原因を特定します。
エコー検査
腹部エコー検査で肝臓の状態を観察します。肝臓の腫れや胆道系の異常がないかを確認します。
治療について
安静と対症療法
多くの急性肝炎では、安静と栄養管理が治療の基本となります。症状に応じて、点滴や内服薬を使用します。
原因に応じた治療
薬物性肝障害の場合は原因となる薬剤の中止、アルコール性肝炎の場合は禁酒が必要です。自己免疫性肝炎では免疫を抑える薬を使用します。
入院治療が必要な場合
重症の場合や劇症化のリスクがある場合は、入院での治療が必要になります。当院では連携する基幹病院・専門医療機関へ速やかにご紹介できる体制を整えています。