むくみでお悩みの方へ

「足がむくむ」「顔がはれぼったい」「靴下の跡がなかなか消えない」といった症状は、立ち仕事や塩分の摂りすぎなど日常的な原因でも起こります。しかし、むくみが続く場合や急にひどくなった場合は、肝臓の病気が原因となっていることがあります。
肝臓の機能が低下すると、体内の水分バランスが崩れてむくみが起こりやすくなります。特に足のむくみは肝硬変の症状として現れることがあり、注意が必要です。
吹田市山田の山田駅前もりした内科クリニックでは、肝臓専門医・指導医である院長がむくみの原因を詳細に確認します。血液検査とエコー検査で原因を評価し、肝臓の病気によるむくみであれば、利尿薬による治療や塩分制限などの生活指導を行います。肝臓以外の原因が疑われる場合は、適切な専門医療機関へご紹介します。
こんな症状はありませんか?
- 足がむくんで靴がきつい
- すねを押すとへこんで戻りにくい
- 朝起きると顔がはれぼったい
- 体重が急に増えた
- お腹も張っている
- 尿の量が減った気がする
- 倦怠感やだるさも感じる
など
これらの症状がある場合は、肝臓の病気が原因となっている可能性があります。
肝臓との関係
むくみ(浮腫)は、血管の外に水分が漏れ出してたまった状態です。肝臓の機能が低下すると、いくつかの理由でむくみが起こりやすくなります。
肝臓で作られるアルブミンというタンパク質は、血管内に水分を保持する働きをしています。肝機能が低下してアルブミンの産生が減ると、水分が血管の外に漏れ出しやすくなり、むくみが生じます。また、肝硬変により門脈の圧力が上がると、腹水とともに足のむくみも起こりやすくなります。
肝臓の病気によるむくみは、腹水を伴うことが多いのが特徴です。
考えられる肝臓の病気
むくみを引き起こす可能性のある肝臓の病気には、以下のようなものがあります。
肝硬変
むくみの原因として最も多い肝臓の病気です。肝硬変が進行して非代償期になると、アルブミンの低下や門脈圧亢進により、足のむくみが現れます。腹水を伴うことが多いです。
肝臓がん
肝臓がんが進行すると、肝機能の低下によりむくみが現れることがあります。
慢性肝炎
慢性肝炎が進行して肝硬変に近い状態になると、むくみが現れることがあります。
アルコール性肝障害
長期間の過度な飲酒によりアルコール性肝硬変に至ると、むくみが現れることがあります。
その他の原因
むくみは、心不全、腎不全、甲状腺機能低下症、下肢静脈瘤、リンパ浮腫など、様々な原因で起こります。また、長時間の立ち仕事、塩分の摂りすぎ、一部の薬の副作用でもむくみが生じることがあります。原因を正確に特定するために検査が必要です。
こんな場合は早めに受診を
以下のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
- むくみが急にひどくなった
- お腹の張りを伴う
- 皮膚や白目が黄色くなった(黄疸)
- 息切れや息苦しさがある
- 尿の量が極端に減った
- 体重が急激に増えた
- 片足だけが急にむくんで痛みがある
など
片足だけの急なむくみと痛みは、深部静脈血栓症の可能性があり、緊急性が高いです。両足のむくみでもお腹の張りや黄疸を伴う場合は、肝臓の病気が進行しているサインである可能性があります。
当院での検査
当院では、むくみの原因を調べるために以下の検査を行っています。
血液検査
アルブミン、AST・ALT・γ-GTP・ビリルビンなどの肝機能の数値を確認します。また、腎機能や甲状腺機能のチェックも可能です。
エコー検査
腹部エコー検査で肝臓の状態や腹水の有無を確認します。肝硬変の兆候や肝臓がんの有無も確認できます。